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健康情報広場

2010-12-01
患者さん紹介 荒木秀次郎(あらき ひでじろう)さん
秋も深まる10月下旬、荒木さんのお宅に伺いました。まずは玄関脇で「五重の塔」や「観音様」の素晴らしい彫刻たちが出迎えてくれます。すべて荒木さんの趣味で制作された木彫りの作品です。
荒木秀次郎さん。昭和8年生まれの77歳。 立派な彫刻の力作を次々と生み出している荒木さんですが、実は3年前、脊髄損傷のため、両上肢、両下肢が麻痺してしまうほどの大事故に遭遇。

入院中にリハビリを開始し、その苦しいリハビリに耐え抜き、約5ヶ月で退院。仏像彫刻は、定年を迎えてから始め、今年で15年目になります。退院後は、しびれが残る身体でリハビリを兼ね、毎日作業を行っていますが、かなりの力を必要とするため、1日の作業時間は2~3時間程度。 このたびは、ご自宅にある工房でお話を伺いました。現在も腕や足、背中にしびれが残り、正座はできないとのことですが、姿勢正しく元気にお話してくださる 様子に、まず驚かされました。そして、笑顔で作品の説明をして下さる姿に、こちらもすっかり楽しんで聴き入ってしまいました。
この工房では荒木さんの手により、四角い木が徐々に仏像の姿に変わっていきます。仏像によって木の種類を選んでいるとのことで、現在はヒノキで観音様を制 作中です。しびれの残る身体を大切にしながら、これからも新たなる作品づくりに邁進していかれることでしょう。

インタビュアー 竹内、木桧
 
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