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2012-05-22
おくすりと健康の「くすりになるはなし」23
くすりと飲食物の飲み合わせ 「くすり」の中には、特定の食品や飲料と相性のよくないものがあります。一緒になると「くすり」の効き目が弱くなったり強くなったりすることがあるのです。その飲食物を避けるか、一緒にとらないように工夫することが必要です。
【「くすり」と飲食物の飲み合わせ例】
●納豆…納豆菌は止血作用のあるビタミンKを作り出します。そのため、血栓症の患者さんが納豆を食べると、血液凝固阻止のくすり(ワルファリンカリウム)の効果が弱まってしまいます。
●牛乳…牛乳中のカルシウムは、テトラサイクリン系の抗生物質、骨粗しょう症の「くすり」(エチドロン酸)と結合するため、効果が弱まります。
●グレープフルーツジュース…高血圧の「くすり」(カルシウム拮抗薬)の代謝を阻害するため、「くすり」の効果が長く続いて効きすぎてしまう可能性があります。
●タバコ…タバコの煙の中に含まれているニコチンなどの成分が、肝薬物代謝酵素の誘導を起こし「くすり」が分解されやすくなり、たとえば喘息の「くすり」(テオフィリン)の効果が弱まる場合があります。  

 サプリメント(健康食品)にも「くすり」との飲み合わせがよくないものがあります。もともと「くすり」としても使われるハーブ類などは薬効成分が含まれ、サプリメントも定められた用量を守る点ては「くすり」と同じです。たくさん飲めば効果が大きくなるというわけではありません。ビタミンAやD、B6、アルミニウムやカルシウムなどのミネラル類、クロレラなどとの併用で効き目が弱くなったり、作用が増強されたりというものがありますので、「くすり」を服用しているときは、医師や薬剤師に相談して使用することが望ましいです。
 
*次回は、「くすりの保管」について考えてみましょう。
(くすりの適正使用協議会『くすりと健康について くすりになる話』より)
 
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