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2012-02-23
おくすりと健康の「くすりになるはなし」⑯
くすりの種類と飲む時間
「くすり」には、内服剤、注射剤などさまざまな種類(剤形)があります。これは、『長時間一定の血中濃度を保つ』『早い効き目を期待』『意識がない状態の時に用いる』『肉体的苦痛を回避する』など、身体の中に取り込む時の状況に応じて「くすり」を用意し、治療の選択肢の幅を広げて、有効かつ安全に「くすり」を用いるためです。
また「くすり」は、体内の目的の場所(患部)でもっとも効果を発揮できるように、飲む時間や間隔、量などが工夫されています。有効かつ安全に「くすり」の効果を最大限に引き出すには、決められた量を決められた時に飲むことが大切。
「くすり」を飲む時間の目安は…
  • 食前  食事のおよそ30分前
  • 食後  食事のおよそ30分後
  • 食間  食事と食事の間の空腹時。前の食事から2~3時間後。
        ※食事の最中ではありません
  • 就寝前 寝る30分~1時間ほど前
  • 食直前 食事のすぐ前
  • 食直後 食事のすぐ後
  • とんぷく 必要に応じて(1日に服用できる最大量が決められている場合があります)
        例)頭痛時、発熱38度以上の時、便秘時、嘔吐時、不眠時 など
 食事によって血糖値が上がることを防ぐ糖尿病の「くすり」は食べる直前、空腹時の胃酸の分泌を抑える消化性潰瘍の治療薬などは食間に飲むことがあります。漢方薬などは成分が効率よく吸収されるように食間に飲むように指示されている場合が多いようです。睡眠薬や便秘薬などは、就寝前に飲むように指示されます。
 分けて飲むのではなく「とんぷく」の場合は、「頭痛がひどい時に1回飲む」といった使い方をします。
 飲み忘れに気づいたら、できるだけ早く飲み、次回の時間を少し遅らせ、次まであまり時間がない時は1回やめるなどします。ただし2回分を一度に飲むのはやめてください。
(薬剤師に予め確認しておくか、不安な時は問い合わせしましょう)
 
*次回は、「くすりの形と使い方」について考えてみましょう。
(くすりの適正使用協議会『くすりと健康について くすりになる話』より)
 
 
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