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2012-02-10
おくすりと健康の「くすりになるはなし」⑭
くすりを使う目的

 「くすり」は主に病気を治すために使われますが、その効き方や効き目はさまざまです。病気の原因を直接たたいたり、症状を楽にするため、など目的は大きくは3つに分けられます。自分が飲む「くすり」の役目を知ることが「くすり」を理解することにつながります。
 
【原因療法薬】
 病気の原因そのものを取り除くことを目的とする「くすり」
●細菌感染病に対して抗生物質製剤(化学療法剤含む)を使用する、など
 
【対症療法薬】
 病気に伴う症状を取り除くことを目的とする「くすり」
●風邪をひいた時の発熱に解熱剤
●頭の痛みを抑える鎮痛薬
●血圧を下げる、血中コレステロールを下げる薬など
 
【予防療法薬】
 病気の予防を目的とする「くすり」
●インフルエンザや肝炎のワクチン、ボツリヌスの抗毒素 など
 
 「予防」の効能が法律で認められているのは少数で、くすりの大部分は対症療法薬です。病気に伴うさまざまな症状を緩和することによって、体調が回復し、病気が治っていくわけです。人間には「病気を治そう、身体を健康な状態に戻そう」という力(自然治癒力)があり、「くすり」はもともと持っているこうした力を助け、病気から脱却するために用いられます。
 生活習慣病といわれる高血圧や高コレステロール血症の治療薬は、脳出血や心筋梗塞につながることを抑え、病気の進展で発生するこのような重篤な症状に対して予防的に働いているともいえます。
 
*次回は、「くすりの効き方」について考えてみましょう。
(くすりの適正使用協議会『くすりと健康について くすりになる話』より)
 
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