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2012-01-31
おくすりと健康の「くすりになるはなし」⑬
毒物を飲んでしまったら……

タバコや農薬など、誤って飲むと中毒を起こすような物を飲んだりなめたりしたら、医療機関にただちに連絡して指示をあおぎ、必要に応じて救急車を手配します。
毒物を飲んだ場合の一般的な対処法は、体内に吸収されることを防ぐため、ただちに吐かせます。スプーンや指を口に入れ、舌の付け根を刺激して吐かせますが、吐かせる時はできるだけ頭を低くし、肺に入らないように気を付けます。
毒物が目に入ったり、皮膚についた場合は、流しっぱなしの水道水で十分に(15分程度)洗い流し、清潔な布などで保護してできるだけ早く医療機関に行きます。
【吐かせるのが好ましくない場合】意識がない時/ケイレンを起こしている時/強酸・強アルカリを飲んだ時(吐く時にのどや食道に障害を与える)/石油製品を飲んだ時(肺に入ると重い肺炎に)
 
【身の回りにある毒物】農薬(除草剤、殺虫剤、防虫剤など)/工業製品(塩酸、硫酸、漂白剤、灯油、体温計の水銀など)/動物・植物(ふぐの胆、毒きのこ、トリカブトなど)/その他、睡眠薬や化粧品、洗剤、タバコなども誤飲すると毒物になります
 
 毒物を誤って飲む事故は、興味のあるものをすぐ口に入れてしまいがちな5歳以下の乳幼児に多く見られます。乳幼児の手の届くところに毒物を置かないことはもちろん、幼児が興味を持ちやすいような容器に毒物を保管しないことも大切で、くすりの保管場所も注意が必要です。
乳幼児の誤飲で多いのがタバコで、吸い殻の処理や吸う場所の配慮も必要です。
 また異物を飲み込む事故もよくあり、中毒症状はなくても、のど、食道、気管支などに引っかかり呼吸困難を起こすケースがあります。異物を飲んだら、指でつまみ出す、背中をたたくなどし、取り出せない時は医療機関に行きます。呼吸困難の場合は救急車を呼び、人工呼吸を施すことも必要になります。
【異物の例】おはじき、碁石、ビー玉、パチンコ玉、ピアス、医薬品のPTP包装、入れ歯、クリップ、食物(あめなどの菓子類、もちなど)
 
*次回は、「くすりを使う目的」について考えてみましょう。
(くすりの適正使用協議会『くすりと健康について くすりになる話』より)
 
 
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