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2011-11-25
おくすりと健康の「くすりになるはなし」⑩
診察を受けるときは……

医師の診察を受けるときは、症状を包み隠さず正直に話しましょう。「恥ずかしい」「こんなこと言ったらヘンに思われないか」など、自分で勝手に決めつけずに具体的に話しましょう。過去の病歴や、現在治療中の病気、服用している「くすり」についても伝えることが大切です。くすりの名前が分からなければ現物を持参します。重複した処方や好ましくない飲み合わせを防ぐことができます(こんな時「お薬手帳」が役立ちます!)。
 最近では、医師が患者さんに病気の症状や治療方法などについて説明する「インフォームド・コンセント」が重視されるようになっています。インフォームド・コンセントとは、「十分な説明に基づく同意」を意味し、治療の目的、内容、患者さんの利益・不利益などを患者さん自身も理解した上で、自分が希望する治療方法を自分自身で選択(自己決定)するという考え方です。
 「とにかく先生にお任せ」ではなく、患者さん自身が主体となることが大切で、それは大きな病院で手術を受けるような場合だけでなく、かかりつけ医を決める上でも、「きちんと説明してくれるかどうか」が大きなポイントになります。
 なかなか受診せずにいて、症状がかなりひどくなって、ようやく受診するような方も見受けられますが、病気の多くは早期発見・早期治療をすることで、重症化することが防げます。ただ表面的な症状だけの素人判断で取り返しがつかなくなるケースもあります。
  • 軽い捻挫と思っていたら、じん帯が切れていた……
  • 風邪がなかなか治らないと思っていたら、肺炎を起こしていて緊急入院……
  • むかむかするので胃炎だと思ったら、妊娠していた……
  • 疲れやすいと思っていたら、肝臓の疾患だった……
 こうしたことを防ぐためにも身体に異常を感じたら早めに医師の診察を受けることが大切です。
 軽い症状なのでOTC医薬品を購入して服用する場合もありますが、2~3日しても症状がよくならない、かえって悪くなったという場合は、軽い症状でも医師の診察を受けましょう。表面的な症状の背後に別の疾患が隠れているかもしれませんし、見当違いのくすりを服用しているかもしれません。その間に病気が進行していることも考えられるのです。
 
*次回は、「自分のからだをチェック!」について考えてみましょう。
(くすりの適正使用協議会『くすりと健康について くすりになる話』より)
 
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