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2010-12-20
おくすりと健康の「くすりになるはなし」②
かくれ肥満に要注意

BMIが正常値であればひと安心ですが、肥満のやっかいなところは単に太っていることではなく、身体に脂肪が過剰についている状態を指すこと。体脂肪率(体重に占める体脂肪の割合)は成人男性で15~20%、女性で20~25%が普通とみなされています。それを超えると軽度の肥満体とみなされます。スポーツ選手がBMIで肥満と判定されても筋肉の量や骨の太さによるもので、体脂肪率は正常ということは珍しくありません。逆にBMIで低体重と判定されるほっそりタイプの女性でも、体脂肪率が高くいわゆる「かくれ肥満」ということもあります。 肥満が原因の生活習慣病などの弊害は、体重よりもむしろ体脂肪率が問題なのです。したがってダイエットも「体重を減らす」のではなく「体脂肪を減らす」ことを考えていく必要があります。

 

肥満を招く原因の多くは食生活にあります。例えば、脂肪分の多い肉や揚げ物など、脂肪の摂り過ぎに代表される、食事の内容に問題があるケース。夜食、早食い、大食い、まとめ食いなど食事形態に問題があるケース。間食に甘い物を食べ過ぎたり、お酒を飲む量が多いなど、嗜好に問題があるケースなどが考えられます。栄養バランスにすぐれ、肥満にもなりにくい理想的な食事。その典型的な例として注目されているのが日本人が昔から食べていた家庭料理です。
 

*次回は、その「理想的な食事」について考えてみましょう。
(くすりの適正使用協議会『くすりと健康について くすりになる話』より)

 
 
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